読書感想文：「完璧なリーダー」は、もういらない

本のタイトル：「完璧なリーダー」は、もういらない
著者：長尾彰
www.amazon.co.jp

インターネットで”「完璧なリーダー」は、もういらない”という
言葉を見て、ハァっとし、この本を購入しようと決めた。

私自身、色々な人の集まり（部、課、イベント（勉強会）など）において、
リーダーをすることもあり、リーダーに仕えていたりする。

私は、この本を読み始めるまでは、部、課においては
「賢者風」リーダーであるべきだと決めつけていた。
そのためしんどく疲弊していたように思える。

しかし、勉強会開催においては、「愚者風」の考えでいた。
勉強会の講師は、完璧である必要はない。
なぜなら、これから一緒に学んで行けば良いという思いがあったから。
そのおかげで、楽に勉強会を開催できている気がする。

部や課も勉強会と同様と思えばいいんだとこの本を読んで痛感した。

また、この本で感銘を受けた言葉をPICKUP！！
・「want思考」を大切にする
・リーダーシップとは、相手の心を震わせること
・「競争」ではなく「共創」。
・チームにおいて、Whyを常に共有する
・リーダーの仕事は、リードすること
・チームには、ネットワーク型（みんなが違うことを違うレベルでできる）が最適
・みんなちょっとずつ頑張る（1.1倍頑張る）
・協力者の作り方は、誰よりも考え、誰よりも行動する
【チームの発達段階】
①形成期
・リーダーからの指示を期待している
・会話がshould(しなければならない）
②混乱期
・メンバーの独立心が生まれ、意見やアイデアが生まれる
・意見の対立が生まれる
③規範期
・メンバーが自分のやるべき事を理解している
・目的やビジョンが明確となっている
④達成期
・本音で話せる
・強い信頼関係が生まれている